旅行をする時に以前は、電話機を持ち運ぶことはありませんでした。

それが普通でしたし、旅行者が携帯の電話を持つことは全く考えることができなかったのです。

ところが、今では携帯電話が普及して、誰もが持てる時代となりました。

しかし、まだまだ旅行者が携帯電話を持つことは大きな垣根があります。

携帯電話を持っても、現地の言葉がわからなければ使う場面が限られます。

また、日本との連絡用にしても、旅行中にどれだけ日本と連絡する必要があるかどうかです。

加えて、日本で使用している携帯電話がそのまま持ち出しにくいし、持ちだしても通話料が日本国内料金に比べても相当割高な料金となります。

私も、2008年のトルコ・イスタンブール旅行で初めて携帯電話を使いました。

この時は、福岡空港で電話機をレンタルしました。携帯電話を福岡空港でピックアップし、帰国時に同じ空港で返却するといったもので電話機そのもののレンタル代と回線使用料も高く、自由に電話が使えるといったものではありませんでした。

さて、昨年のイギリス・アイルランド旅行でも、携帯電話とパソコンの利用は絶対に必要な機材でした。パソコンは、超軽量な、その当時世界最軽量のノートパソコンを購入しましたので、あとは回線の確保です。

イギリスのホテルやB&Bでは、無料もしくは有料のWi-Fiがほとんど完備されていますが、やはり携帯のルーターが必要なので、携帯ルーターを空港でレンタルすることにしました。

あとは、携帯電話の確保です。

日本で借りるレンタル携帯電話ももちろんありますが、今回は現地ロンドンで調達することにしました。

ネットで調べてみると、どうもロンドンで安い携帯電話を確保できそうです。

ただ、SIM電話のSIMカードの情報は多いのですが、SIM電話機を持っていない私などが買う電話本体の調達情報はそう多くはありません。

SIMカードとは、電話機内に装着するICカードのことで、普通はSIMカードをロンドンで購入して使用している電話機に装着すればロンドンで使えるようになります。

ただし、日本の大手キャリアの電話機は、SIMカード固定方式で差し替えることができません。これは世界の常識とはかけ離れています。

ただ、ロンドンでは、街角の携帯電話販売業者でSIM対応電話機本体を購入し、それにプリペイド方式のSIMカードを装着すれば格安で携帯電話が使えるとのネットの情報がありましたので、この方式で携帯電話を調達することにしました。

一番参考にしたのが、サイト「Censorable Log」の「ロンドン(UK)での、プリペイドケータイの正しい買い方」です。

このページの(2)とにかく激安で電話さえあればいい。(1週間以内の滞在・2000円コース)では、次のように述べられています。

  • ロンドンじゅうにある「Carphone Warehouse」へ行こう。
  • 1~2ポンドで捨てノキア端末が売っている。(筆者注:8ポンド以上)
  • 「Pay as you go」と書いてある電話端末を購入する。
  • 「Pay as you go」電話機は、プリペイドのSIMカードがついてくる。
  • 当分の間使えて、後でチャージできる。

要するに、このようにすればロンドンで1週間位は2000円で電話が使えるというものです。

2013年6月16日、この計画を実施しました。

この日は、Kさんと大英博物見学に出かけたのですが、Kさんが博物館を見て回っている間に私だけ抜け出て、近くのOxford streetにあるCarphone Warehouseに向かいました。

この店の位置については、事前に同社のサイトで調べていました。場所は、ロンドンの有名な通りであるオックスフォード街にあり、地下鉄のトッテナム・コート・ロード駅のすぐ近くで、大英博物館から歩いて10分もかかりません。

Carphone Warehouse Oxford St.オックスフォード店は、結構大きな店でした。

お客さんも多くいましたが、店員を捕まえて、電話を買いに来たが一番安いPay as you go の電話機はどれかと尋ねると、それらが売っているコーナーに連れて行ってくれました。

10ポンド以下の電話機が大量に展示されており、どれも一昔も、二昔前の機種ばかりです。

ちなみにこれらがCarphone Warehouseが販売しているの格安携帯電話です。

とにかく一番安いのでいいと伝えると、サムソンの電話機を見せてくれました。それでいいというと、じゃカウンターで手続きをしてくれと言われカウンターに行きました。

電話料金がチャージ(Top Up)できる機種かと聞くと、そうだとのこと。

プリペイドの電話機でも、チャージできなければ何にもなりません。ちなみに、イギリス・アイルランドでは料金チャージのことをTop Upといいます。

電話機セット(電話機本体、マニュアル、充電器付き)と10ポンド程度のプリペイドの電話料金付きで全部で20ポンド(約3,000円くらい)でいいか?と聞かれたので、即OKを出しました。

後はよく覚えていないのですが、書類もほとんど記載せず、もちろんパスポートの提示も必要なく、使える携帯電話が3,000円で手に入りました。

Samsung GT-E1200ロンドンで購入したSamsung GT-E1200

よく覚えていないのですが、携帯電話機代が8ポンドくらいだったと思いますので1200円、残りの12ポンドがプリペイドの通話料金となります。

イギリスでは、こんなに簡単に電話が手に入るのかとびっくりしました。誰が買ったのかもほとんどわからない状態で電話が売られているのですから、犯罪に使おうとすればいくらでも使えると思います。

イギリスでは、高い基本料金や機種変更の違約金などは考えられないと思います。このようなプリペイドの電話機の普及具合は、街中いたるところにTOP UP チャージ出来る店があることから相当使われているようです。

とりあえずは、Carphone Warehousedeで買った携帯電話は2000円位の電話料金付きですから、使わなければ減らないのですが、市内電話くらいでしたらかなり使えそうです。

また、電話機には残料金が表示されますので、少なくなればTop Up(チャージ)すればいいわけです。このチャージもロンドン中いたるところでできます。

ただし、プリペイドの電話料金には、いくつかキャリアの会社があります。私が購入した携帯は、O2という会社です。有名どころは、O21、vodafone、3(three)、Virginなどです。

それこそ、コンビニのような店、ニューススタンドみたいなところで気軽にできますので、何の不便もありません。

アイルランドで宿泊したホテル Travelodge Rathmine のすぐ近くにもチャージできる店がありました。

Dublin Newsstandアイルランド・ダブリンのチャージできる店

この店は、Newsstandと言われるもので、新聞、雑誌、お菓子そして飲み物などを売っており、ここで携帯のチャージができます。

Dublin O2 Top Up

「O2 top-up」という看板が見えますが、電話会社であるO2社のTOP UP つまりチャージができる店であることがわかります。当然私がロンドンで購入した激安携帯電話もO2ですので、ここでチャージができるわけです。

そうそう、Carphone Warehouseで、携帯電話を購入した時に、店員にアイルランドを旅行することにしているが、この携帯はアイルランドに使えるかどうか聞くと、「No problem」とのことでした。

しかし、実際にはProblemで、アイルランドでは新しいSiMカードを買う羽目になりました。

いずれにしろ、現時点では、日本のドコモ、AUそしてソフトバンクの3大キャリアーは、SIMフリーの電話をほとんど販売していません。

諸外国では、SIMフリーの電話が常識であり、ここでもガラケー同様のことが起こっています。

ようやくSIMフリーのiPhoneが出てきているようですが、これも非常に使いづらい状態です。

日本の街角にTop Up(チャージ)と看板を上げるコンビニが出てくるのは何時の日のことでしょうか。

なお、ロンドンで英語で携帯電話を購入するのはかなわんという方には、Mobell社のヨーロッパ携帯という日本語で申し込めるインターネットサービスもありますので参考にしてください。

(参考画像)

◯ Carphone Wearhouse Oxford St.

4 Oxford Street London
08435 38 2040
09:00-20:00
11:00-19:00 (Sunday)