Lords of the Manorの小さなカウンターでチェックインしましたが、この時に対応してくれた青年が、実に英国の好青年といった風貌でなかなか感じの良いレセプションでした。
すぐに部屋に案内してくれましたが、この部屋が実に素敵な部屋でした。
この前に、ロンドンで3泊利用していたHarlingford Hotel ハリングフォードホテルは、ジョージアンスタイルの古いホテルでしたが、シングルであったことからかなり狭い部屋でした。
その上、私の部屋はあまり眺望も良くなく、すぐ下は工事現場でした。
ハリングフォードホテルの部屋に比べると、このマナーハウスホテルの部屋は広さが10倍くらいはありそうで、それよりも何と言っても窓からはマナーハウスの美しい庭が広がっているという絶景がありました。
ただ、眺望に酔いしれて窓から振り返ってみるとベッドがダブルベッド!
これは男二人が宿泊するにはかなりまずいことですよ、これは。
Kさんとも真摯に協議したのですが、ダブルベッドにクレームを付けて他の部屋に回されるとこれほどの眺望の部屋ではないはずで、ここはベッドよりもこの眺めを取ろうということになりました。
また、ダブルベッドもよく見てみると、完全につながっているわけでもなく真ん中にくぼみもあり、また超キングサイズなのであまり気にしなくてもよさそうでした。
しかし、この部屋は2階の庭に面して一番大きな出窓がある部屋で、思うにこのホテルで最高の部屋ではないかと思うほどでした。
予約の時は、一番最低価格の部屋を選んだはずなのにです。
帰国後よくよく考えてみたら、安い値段で最高の部屋に泊まれた理由に思い当たることがあります。
実は、このマナーハウスホテルに、阪急旅行社のツアーの一行がいたことです。
なんでもガーデニング見学を主体としたツアーのようでしたが、10人近くはいたとおもいます。
このツアーの宿泊部屋割りを公平に考えていくと、あの最高の部屋に割り振ると不公平感からクレームが出るので、私達二人組にこの部屋を割り当てざるを得なかったのではないかと思われます。
Lords of the Manor のサイトを見てみると、Lord Rooms の1室の「WITTS」らしいのですが、ホテルでも一番大きい部屋の1室でしょう。
インテリアも、英国らしいかなり落ち着いた雰囲気ですが、ビデオに撮りそこねてしまいました。
写真でお楽しみください。
また、当然ですが、バスルームも広くて、バスタブ付きです。
ロンドンのハリングフォードホテルもそうでしたが、コッツウォルズで泊まったB&B、ロンドンのB&Bはすべてバスタブ無しのシャワーでしたので貴重なバスタブであったのです。
こんな素晴らしい部屋でしたが、唯一、欠点がありました。
それは、部屋ではWI-FIが使えず、1階のレセプション等でしかパソコンでインターネットができないことでした。
ま、たった1泊ですから、部屋でパソコンが使えないことはそれほどのダメージではなかったのですが、ハリングフォードホテルでも、その他のB&Bでも、無料のWi-FIが部屋で使えましたので、こんな高級ホテルで使えないとは驚きでした。
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