ロンドンやイギリスのB&B、ホテル等の予約を確定させるためには、一般的に言えば、デポジットの支払いが必要になることが多いと思います。
日本の民宿やホテルでは、このような制度がないために面食らうことがあります。
デポジットとは、予約をすっぽかされないための保証金のようなもので、ホテルの方から請求されます。
このデポジットを支払っていないと予約を取り消されても文句が言えないので、支払う必要があります。
予約をキャンセルする時、何日前のキャンセルからデポジットの返金をしないなどのデポジットの取り扱いについては、B&B等により異なりますので、サイト等によりチェックしておいてください。
宿泊料の10%~50%とかを請求されることが多いようです。
クレジットカードで支払うときには、クレジットカードの情報をB&B等にメールで伝えればOKです。
ところが、家族経営のB&Bなどでは、クレジットカードを取り扱わないことがあります。
こうなると経営者の銀行口座にキャッシュを振り込んでくれなどということになりますが、日本から英ポンドを振り込むことなどなかなか難しいと思います。
そこで、よく使われるのがPayPalです。
多くのB&BもこのPayPalによる支払い方法を利用しています。
PAyPalとは、アメリカの会社が運営しているインターネットのオンライン送金サービスです。
詳しい説明は、PayPalの使い方というサイトがわかりやすく説明しています。
世界で2億人以上の人が利用しており、日本国内はもとより世界中の人と簡単にお金のやり取りができます。
日本語のサイトもあるので、日本語で送金できます。
送金先は、相手のメールアドレスです。
PayPalの日本語システムで、相手のメールアドレス宛に英ポンドでいくら送金すると設定して、確定ボタンを押せば、それだけで相手のアドレス宛に送金が完了します。
もちろん、事前にPayPalへ自分のクレジットカードの登録などをしておく必要があります。
このシステムで優れているのは、相手のB&Bには自分のクレジット番号等の情報を教える必要もないことです。
私も、いくつかのB&Bのデポジット支払いには利用したことがある便利なシステムです。
ただし、クレジットカードからの送金は、送金手数料3.6%+40円がかかります。
このへんの具体的な送金手順についても、PayPalでオンライン送金する方法が詳しくてわかりやすいと思います。
私も、このサイトの説明を見ながら送金したところ、支障なく受け取ってくれました。
PayPalでは、相手のメールアドレスに送金しますが、同時にメールで文章も送れます
したがって、この送金は、誰の何時の予約のデポジットの支払いであると明記しておいたほうが良いと思います。
私は、念の為に、別のメールでPayPalで何時送金したのでよろしくと連絡しています。
人によっては、このPayPalのシステムをB&Bだけでなく、商品やサービスの支払に使っていることもあるそうです。