2013年にイギリス・アイルランド旅行に出かけましたが、2015年に再びイギリス・アイルランド旅行を計画しています。
前回の記事で、今年のイギリス旅行のハイライトの1つが、クイーン・エリザベス、クイーン・メリー2などキュナード・ラインの豪華客船によるクルーズとダウントン・アビーのロケ地見学、とりわけハイクレア城の訪問としています。
ハイクレア城の見学は、いずれ記事にしますがなかなか困難のようです。
サウサンプトン発着 クイーン・エリザベスのショートクルーズ乗船に決めました。
ただ、キュナード・ラインのクルーズについては、クイーン・エリザベスの乗船が次のとおり決定・予約しましたのでお知らせします。
コース名 | クイーン・エリザベス号 ショートクルーズ 3泊4日 |
|
出発日 | 2015年 6/13 | |
行程 | サウサンプトン セントピーターボート サウサンプトン | |
泊数 | 3泊4日 | |
料金 | 95,000円 (2名用船室を1名で利用 2名ならば1名あたり54,000円) | |
その他 | クルーズのみ ベストワンクルーズ |
なお、このクルーズは、ベストワンクルーズを通じて予約しました。
簡単にこのクイーン・エリザベスによるショートクルーズについて説明します。
クルーズ期間は、6月13日(土)~6月16日(火)までの3泊4日のショートクルーズです。
日程 | 寄港地 | 入港時間 | 出港時間 |
---|---|---|---|
6月13日(土) | サウサンプトン | 午後乗船 | 16:30 |
6月14日(日) | 終日クルージング | ||
6月15日(月) | セント・ピーターポート(ガーンジー島) | 7:00 | 18:00 |
6月16日(火) | サウサンプトン | 午前下船 |
サウサンプトンは、イギリス南部、イギリス海峡に面した港町で、クイーン・エリザベスの母港であるとともにあのタイタニック号が処女航海に出港したことで有名です。
セント・ピーター・ポートは、フランス沖にある英国領のガーンジー島の港で、シェルブールの西にあります。
船室は、最下層の窓のない内側客室です。
しかし、料金に驚かれませんか?
最安価格の客室ですが、3泊で95000円ですから1泊3万円ちょっとになります。あの、クイーン・エリザベスがですよ。
中級クラスと言われる日本の飛鳥Ⅱでも、最低料金は1泊50,000円ですからクイーン・エリザベスの方が安いのです。
しかも、航海中の1日3食を含め、アルコール等以外を除いて飲食費は基本無料で、プール、ジムなどの娯楽施設、夜のショーなども無料になります。
ガーンジー島の観光に出かければ、それは有料になります。
あの憧れの豪華客船、クイーン・エリザベス号に乗船できるのですから、1泊3万円でもそう高くはないのではと思います。
クイーン・エリザベス Photo by Thomas Simpkins
ただし、これは2名用船室を1名利用なので、2名で利用すれば、1名あたり54,000円となり1泊18,000円とさらに安くなります。
ロンドンのちょっとしたホテルならばすぐこのくらいになりますし、食事、夜の娯楽にでかければもっとかかります。
私の場合、福岡から出かけていきますので、往復の航空券代などが加算されますが、イギリス在住の方にとっても、思ったより手の出しやすい価格でしょうし、その他の目的でイギリスに行かれる方で時間の余裕がある方は、クイーン・エリザベスなどキュナード・ラインの豪華客船のショートクルーズを考えてみるのもいいと思います。
意外と、北欧や地中海クルーズでも手頃なクルーズがゴロゴロとあります。
日本の横浜港などに世界一周クルーズで寄港してくるクイーン・エリザベスに乗船するなど夢のまた夢のことですが、サウサンプトンから乗船するとぐっと身近になりますよ。
あんがい、イギリス旅行の盲点なのかもしれませんね。
クイーン・エリザベスについて
総トン数 | 90,901トン | 就航年 | 2010年 | 全長 | 294m | 全幅 | 32m |
航海速力 | 23ノット | 乗客定員 | 2,092人 | 乗組員数 | 996人 | 船籍 | バミューダ |
英国のキュナード・ラインの豪華客船、クイーン・エリザベス、クイーン・メリー2そしてクイーンビクトリアの3隻のうち、日本人に最もなじみがあるのは、クイーン・エリザベスでしょう。
現役の英国女王の名前を冠し、横浜港などにも世界一周クルーズで寄港しています。
横浜港寄港などでは、ひと目世界的に有名な豪華客船を見ようと大勢の人々が押し寄せました。
船内は、初代クイーン・エリザベスの就航した1930年代のアール・デコ様式を基調にしており、航海中は舞踏会などがあるなど、古きよき英国の船旅を楽しめます。