コッツウォルズのローズオブマナーホテル Lords of the Manor で、アフタヌーンティーを堪能した後、フットパス散策を楽しみました。
後のお楽しみは、ディナー、つまり夕食です。
当初、このホテルを予約した際に、ホテルからの予約が完了した旨のメールを受け取りました。
そのメールに、「宿泊の際には、がっかりなさらないようにミシュラン星付きのレストランを予約されることを強くおすすめいたします。上着とネクタイは不要ですが、スマートカジュアルでお願いします。」と書いてありました。
宿泊代もそう安くはなく、おまけにホテルのレストラン代も加算されると結構な負担だなと思い、とりあえず返信のメールではレストランの予約しませんでした。
後日、Kさんにホテルのレストランでの夕食をするかどうか相談すると、コッツウオルズのマナーハウスホテルに泊まる機会もそうそうはないだろうし、ここは思い切ってホテルのレストランでディナーを取ってみようかとの意見。
それもそうだなと思い、ホテルにレストランでのディナーの予約をメールで入れました。
しかし、これが正解で、ローズオブマナーホテルは、パブもないような小さな村にあり、近くで食事をするには、相当不便だったからです。
予約は取れましたが、スタートが午後8時30分、8時からラウンジで飲み物のサービがありますとのこと。
8時30分スタートは遅いようですが、イギリスで日が暮れるのは午後10時くらいですから、まだまだ外は明るい時間です。
実は、私がマナーハウスホテルの夕食を躊躇した理由は、以前カースル・クーム Castle Combeのマナーハウスホテルのレストランでディナーを取った時に、あまり美味しくなかった経験があるからです。
しかし、それは18年も前のことですし、最近のイギリスのグルメ事情はかなり良くなっています。
イギリスの現駐日大使のTiM Hitchesa氏も、最近のテレビ番組で、イギリスの食が20年くらい前には美味しくなかったこと、しかしここ10年くらいで劇的に良くなってきていることを認めていました。
また、ローズオブマナーホテルのレストランは、2013年のミシュランの一つ星を獲得しています。
2013年のミシュランガイドでは、三ツ星は、イギリス・アイルランドにはありません。
二つ星は、イギリス・アイルランドで20店舗あり、その内の一つLe Champignon Sauvage は、コッツウオルズ・チェルトナムにあります。
一つ星は、120ものレストランが、イギリス・アイルランドにあります。
その内コッツウオルズには、ウィンチコームの 5 North Street、エルダースフィールドの The Butchers Arms そしてアッパースローターの Lords of the Manor Restaurantと3軒あります。
説明によると、「Lords of the Manor RestaurantのMatt Weedon chefは、ボートン・オン・ザ・ウォーター近くのグロスター州でもっとも美しいホテルで素晴らしい食事を提供しています。メニューにあるのは豪華で季節感があり、フランス料理に影響を受けている英国料理です。」とのこと。
Lords of the Manor Restaurantは、2013年で連続5年間もミシュランの一つ星レストランです。
8時になりましたので、1階のラウンジに降りて行き、私は地元のビールと軽いスナックをいただきました。
なお、スマートカジュアル指定ですので、ネクタイは不要ですが、ジャケットを着ていました。
通常、スマートカジュアルは、ジャケット着用、ノーネクタイですが、このホテルでは夏ということもあり、ジャケット不要のスマートカジュアルを指定していました。ですから、普通のズボンに襟付きシャツであれば大丈夫です。
ちなみにスマートカジュアルは、ホテル等でのドレスコードでは、一番格の低いもので、この上はビジネスタイアになり、いきなりスーツでネクタイ着用となります。
しかし、最近ではほとんどのレストランやホテルではスマートカジュアルのようで、チノパンでも大丈夫です。
なお、今回の旅行でドレスコードを気にしたのは、ここ以外には、ロンドンのローストビーフのレストラン Simpson’s in the Strand だけでした。
8時半になると、レストランに案内されました。
すると、別な部屋で、日本人の団体の方々がちょうど食事中でした。
あとから分かったことですが、この方々は阪急旅行社のガーデニング見学ツアーできていました。
ウェイターが、ワインなどの注文を聞いてくれましたが、私は地元のビール、Kさんはグラスワインに。
また、メインも聞いてくれましたが、私はウサギのローストに。
前菜から始まり、メイン、デザートとフルコースでしたが、不思議とスープがありませんでした。
フレンチスタイルの英国料理ですが、たしかに美味しいもので、カースル・クームのマナーハウスホテルの料理とは雲泥の差がありました。
ミシュラン一つ星は納得でした。
コッツウォルズのLords of the Manor Restaurant も掲載されている2013年版ミシュランガイド イギリス&アイルランド版です。
イギリス・ロンドンのグルメを堪能するには必携でしょう。
Michelin Guide Great Britain & Ireland 2013: Restaurants & Hotels
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