個人で航空券を購入する際には、出発地と目的をダイレクトに結ぶ往復航空券が圧倒的に多いと思います。
しかし、実は航空券にもバリエーションがあり、そのことを知っておくと旅程を組む時に便利でオトクなことがあります。
そこで、航空券の種類がいくつかあることを紹介ます。
航空券の種類
ストップオーバー
出発地と目的地をダイレクトに結ぶ航空券が、煩わしくなくていい面もありますが、比較的時間のある方などは、目的地以外の都市にも立ち寄れるチャンスが増えますので、覚えておいて損はないと思います。
例えば、成田発でロンドンに行く場合、成田からロンドン間においてでイスタンブールでストップオーバーであれば、イスタンブールで24時間以上、つまり数日間イスタンブールに滞在して観光を楽しむことができます。
オープンジョー
オープンジョーは、なかなか聞き慣れない言葉ですが、到着地と出発地が異なっても良い航空券です。
普通の往復航空券では、帰りの便は到着地からそのまま出発地に帰ってくることになりますが、オープンジョーでは、別な都市から帰ってくることができます。
つまり成田からロンドンに入って、ロンドンからパリまでは例えばユーロスターで行き、そしてパリから成田に帰ってくることが可能となります。
ストップオーバー + オープンジョーの組み合わせ
ストップオーバーとオープンジョーを組み合わせると例えば次のような旅程を組むことができます。
成田を出発してイスタンブールでストップオーバーして数日観光して、ロンドンに行き、ロンドンから例えばレンタカーでパリに入り、パリから成田に戻ってくるプランです。
ストップオーバー + オープンジョーの組み合わせ + ストップオーバーの組み合わせ
上の旅程に、さらにパリから成田への帰りの途中にストップオーバーを組み込んでみます。
このように、航空券の種類を知っておくと、出発地と目的地だけでなく、途中で様々な都市を訪れることができるようになります。
比較的時間のあるシニアや学生の方々の個人旅行では組み合わせを検討されてはいかがでしょうか。