2013年6月27日にアイルランドの首都ダブリンから路線バスでゴールウェイに入りました。
B&Bに2泊の予定でしたので、28日はアイルランド観光のハイライトであるモハーの断崖 Cliffs of the Moher を見に行くことにしました。
レンタカーで行くより、バスツアーの方にしました。
ロンドンのグリニッジ半日バスツアー、ダブリンからのニューグレンジとタラの丘日帰りバスツアーのいずれも、予約に失敗し、出発のバスの中で参加を認めてもらうという失敗を2度も繰り返しましたので、今回は注意しながら予約しました。
まず、予約はネットに頼らず、直接代理店に申し込みに行きました。
ゴールウェイの中心地であるエア・スクエア Eyre Square の近くに代理店はあったと思います。
申し込みをして、集合場所と時間を聞くと10時にコーチステーションから出発するとのこと。
それで、コーチステーションを確認に行きました。
バスツアーに限らず、知らない街で交通機関、特にバスを利用する時はどこから出発するかを確認するに越したことはありません。
ゴールウェイのコーチステーションは、ちょっとわかりにくいので確認してよかったと思いました。
翌朝、時間より少し前にコーチステーションに行きました。
結構な人がいましたがバスが来たので、乗り込むと運良く最前部の席が空いていたので陣取りました。
写真やビデオの撮影のためには、最前部がよいので私は常に最前部に座ることにしています。
この日の朝は、天気が悪く雨が降っていました。
陽気なドライバーのあいさつとともにコーチステーションを出発したバスは、右折して私が泊まっているB&B、Asgard Houseのあるカレッジロードを進みました。
やがて、最初の停車地、コーコムロー修道院 Corcomroe Abbeyに着きました。
すっかり廃墟となった修道院で、地元の人達が使っているお墓がありました。
コーコムロー修道院
お昼は、Gus O’Connor’s Pub in Doolin と言うパブでした。このバスツアーの御用達のランチどころのようです。
このバスツアーもダブリンのバスツアー同様、ランチは料金には入っていなくて、食べたい人だけが自分の費用でランチを取ることになります。
私は、アイルランド名物の牛肉のギネスビール煮込みシチューと野菜スープにしました。
このビール煮込みシチューは、不味くて食べられないものではありませんが、それほど美味しいものでもありません。
ランチを終えて、いよいよモハーの断崖ですが、雨が降り続いていました。
モハーの断崖に到着し、ビジターセンターにバスが駐車して観光に出かけました。
しかし、霧がものすごくて断崖どころか海面も見えない状態。
折角来たのについていませんでした。
しかし、断崖沿いの小道を歩いていると、急に霧が晴れてモハーの断崖が見えるようになりました。
モハーの断崖
さすが、アイルランド観光随一の名所の名に恥じないすごい光景が広がりました。
バスの集合時間近くになったので、もと来た小道を帰っていると、ビジターセンターに戻る道への分岐点で間違ってしまい、変なところに行ってしまいました。
道案内の標識もなく不親切な道です。
バスの集合時間は近づくし、相当焦って小道を走りながら、途中行き交う人に聞きながら、5分位遅れてバスに着きました。
そうとう申し訳ない気持ちでバスに乗り込みと、他にも遅れている人がいると聞き、少しホッとしました。
しかし、その遅れている人たちは日本人のグループで、この人達は20分位遅れて帰ってきました。
モハーの断崖を30分ほど遅れてバスは出発しました。
あとは、バレン地方を海岸沿いにバスは走りましたが、霧も晴れて快適なドライブでした。
アイルランドの田舎を走るバスツアーは、本当に快適で景色もよくオススメです。
あと、ブラックヘッドの灯台やGleninaghの古城を見たりしながらゴールウェイに帰りつきました。
Gleninagh Castle