2013年7月6日、この日はヒースロー空港近くのPark Innホテルを出て、まず地下鉄ハイストリートケンジントン駅に行きました。
駅近くのMarlose roadには40年ほど前に借りていたアパートがあるので寄ってみました。
さすがにロンドンです、ほぼ40年前の姿で残っていました。
その後、昼食に下町、Broadway MarketのF.COOKEでウナギのゼリー寄せとパイを食べに行きました。
昼食後は、テムズ川に浮かぶ記念館である巡洋艦ベルファストを見学した後、夕食の時間となりました。
明日は、ロンドンを去る予定ですので、今日の夕食がロンドン最後の夕食となりますので少しリッチな食事でもと考えましたが、別にアテもありません。
ロンドンの中心部のピカデリーサーカス付近では、観光客も多いし高いばかりなので、どっか適当な繁華街にでも行こうと考えて、思いついたのがアールスコート Earl’s Courtです。
それこそ、40年前にディストリクト線とピカデリー線画発着する地下鉄Earl’s Court駅の近くの小さなレストラン、Hot Potで食事をしたのを思い出しました。
Earl’s Court駅の前には、Earl’s Court Roadが走っていますが、これを北の方に歩いて行くとすぐ右側によさげなパブがありました。
店名は、「Prince of Teck」です。レストランではありませんが、雰囲気が良さそうなのでパブの食事にすることにしました。
Teckとは、Francis, Duke of Teck のことでTeck伯爵に由来する店名です。
この建物は、1861年に建てられたものです。
食事は、2階に上がることになります。
2階は、明るく広い部屋でレストランと遜色ありません。また、お客さんもけっこう多く賑わっていました。
差し出されたメニューを見て、ここはイギリス・ロンドンの最後の夕食であることに鑑み、思い切って10oz Australian sirloin steak 17ポンドにしました。
10オンスですから283クラムのサーロイン・ステーキです。
奥の方の厨房で料理されて、テーブルにやってきました。
今まで、パブでステーキを何度か食べたことがあり、あまり美味しいものではなかったので期待していませんでしたが、どうしてどうして、肉の厚さもあり焼き加減も絶妙で絶品でした。
17ポンドですから日本円で3,000円以下ですが、なかなか日本でも食べることができないような美味しいステーキでした。
パブと言って、バカにしたものではないなと思い知らされました。
◯ Prince of Teck
161 Earl’s Court Road, London SW5 9RQ
Tel: 020 7373 4291
They are now open for Breakfast, 7 days a week, every week, except Christmas Day.
They are open from 8:30am, 7 days a week